早稲田大学オペラ/音楽劇研究所の研究会には、基本的にどなたでも自由に無料でご参加いただけます。また、早稲田大学を会場として開催する場合は、原則として事前申込も不要です。ご興味とお時間のある方はぜひ会場へ足をお運びください。

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 2018年1月21日現在

 

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オペラ/音楽劇研究所 研究例会 今後の開催予定

▼オペラ/音楽劇研究所2017年度2月研究例会(第169回オペラ研究会) New!

 

◇日時:2018年2月3日(土) 16:30-18:00

◇会場:早稲田大学 早稲田キャンパス3号館802教室 ※キャンパスマップ

 

◇内容:研究発表

◇発表者:舘亜里沙

◇題目:《ニーベルングの指環》に投影された観客像

    ――ワーグナーの観客論と1976年以降の諸演出を中心に――

 

◇発表要旨

 本発表では、R. ワーグナーの楽劇《ニーベルングの指環》(以下《指環》)の1976年以降の諸演出について、観客との関係性に着目して考察する。音楽劇作品を上演する側にとって、その上演が観客との間にどのようなコミュニケーションを生み出すのかは、考えざるを得ない問題である。ワーグナー自身も『オペラとドラマ』(1851)をはじめとする著作において、自らの楽劇が完全に理解されるためには、観客の主体性を促す必要があることを主張している。

 だがワーグナーの諸言説と、《指環》をワーグナーや彼と直接関わりのあった人物の手を離れた時代に上演することとなった、1970年代以降の演出家の言説を比較・考察すると、両者の抱く観客像には相違があり、またそのことが《指環》の上演手法にも相違をもたらしていることがわかる。本発表ではそれらの相違を、《指環》上演の中でも映像で確認することの出来る1976年以降の諸演出を事例に検証するとともに、それらの演出がワーグナーの「意図」とは異なる手法でありながらも、やはり観客の主体性を促すものであったことを解明する。

 

◇発表者プロフィール

 東京藝術大学音楽学部楽理科を経て、同大学院音楽研究科にて音楽学の博士号を取得。2008年よりオペラ演出家として活動する傍ら、ワーグナー作品の演出を対象に研究を続ける。現在、帝京科学大学非常勤講師、東京藝術大学音楽学部教育研究助手。

 

2018年度研究例会 開催予定

準備中

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